こんにちは、まふTです。
突然ですが、あなたは山下弘子さんという人物を知っているでしょうか?
彼女の著書に「人生の目覚まし時計が鳴ったとき」というものがありますが、次のような人は一度目を通してみると良いです。
- 特に目的もなく、なんとなく毎日がつまらないとぼやくあなた
- 自分の人生こんなもんでいいのかなぁとモヤモヤしているあなた
- ぼんやりとした毎日を送って、惰眠を貪っているあなた
僕は彼女の本に出会ってから真剣に「自分の死について考える」ようになりました。
これは決してネガティブなことではなく、自分の心を目覚めさせるポジティブなきっかけです。
平和な毎日を送っていると、普段は「死」というものを忘れがちです。
自分の終わりについて考え向き合うことは、その後の人生をもっと良いものにしていこうとする行動と活力を生み出します。
「人生の目覚まし時計が鳴ったとき」ってどんな本?
「生まれてきてよかった」と笑いながら死にたい。
初版発売は2015年2月。
山下弘子さんは19歳の時に余命半年の宣告をされますが、それを乗り越え、21歳の時に書かれたエッセイです。
その後、彼女は2018年3月に25歳で亡くなるまで、がんで闘病中の方やご家族の方、障害やいじめなど様々な苦境に陥った人に向けて講演を行うなど、精力的に活動されていました。
この記事を書いているのが2019年3月12日なので、ちょうど1年が経つということになります。改めてご冥福をお祈りします。
人生の目覚まし時計が鳴る時とは?
「人生の目覚まし時計が鳴る」とはどんな時でしょうか。
それは著書の中にもあるように、ガンで余命宣告をされて「あぁ、自分は死ぬんだな」ということが現実として突きつけられた時です。
あなた自身が「自分にも終わりが来るんだ」ということをリアルに認識できた時です。
その瞬間、あなたはハッと目が覚めます。
そして、残された時間で自分が何をすべきか、何をしたいかということを真剣に考え始めることでしょう。
でも、その時にはもう遅いのです。
あなたには自分がしたいと真剣に考えたことを行う時間が残されていません。
・・・これってめちゃくちゃ恐ろしいことですよね。
だから、人生のめざまし時計に起こされる前に、自分で目を覚ます必要があるのです。
これは頭で分かっているだけではなく、自分が必ず通らなければならない現実のこととして理解する必要があります。
本当に理解できた時、たぶん最初はすごく怖くなると思います。
そして焦りの気持ちが出てくる。このままじゃヤバイ、何かしないと。
でも焦った気持ちのままでは物事がうまくいかないのもまた現実です。
だから、焦りの気持ちや恐怖を感じつつも、まだ時間は残されているという余裕も持たないといけない。
冷製と情熱の間ではないですけど、そういうバランス感覚を持ち合わせることが毎日を一生懸命に生きようというモチベーションになるのだと思います。
人はいずれみんな死ぬ
人間はいつか死にます。
これはだれもが平等に受け止めなければならない現実です。
ですが、多くの人はこのことを忘れがちになっていると思います。
僕もそうでしたが、なんとなく毎日を生きていませんか?
ちなみに僕は明日も会社へ行くために朝早く起きなければなりません。
あなたも考えてみてください。
なんか違うなぁ、嫌だなぁと思いながらも今日と同じ日が明日も続いて、、
1年後もきっと同じ仕事をしていて、、
このままでいいのかなぁと考えつつも特に行動は起こさず、、
いつしか、このまま生きていくのも俺の人生かぁ…なんて流されて、、
そして死ぬ時になって、もっとやりたいことやっておけば良かった、もっといろんなことに挑戦すればよかったなんて思うのだと思います。
人生を後悔しないために
アメリカで実施された80歳以上の老人を対象としたアンケート調査では興味深い結果が出ています。
このアンケートのテーマは【人生で後悔していること】なのですが、
回答した人の70%が『もっとチャレンジすればよかった』と答えているのだそうです。
少し言い方が失礼かもしれませんが、死が近いものとなっている人達が口を揃えて言うのだから、僕も同じ年齢になれば同じことを考えるのだと思います。
これまで通り、なんとなく生きていればですが。
だけど、今はそうではない。
人生の目覚まし時計がなる前に、自分で目を覚ますことができているのです。
このことに気づくきっかけを与えてくれた「人生の目覚まし時計が鳴った時」という本に出会えて良かったですし、著者の山下弘子さんにはとても感謝しています。
せっかく目覚めたのであれば後悔のない人生を送りたいですよね。
なので、人生が有限であることを今一度認識して、これからの行動に変化を与えていけたらと思います。
また、あなた自身も行動を起こしていってほしいと願っています。
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