どうもこんにちは、まふTです。
あなたは「上司ガチャ」という言葉を知っていますか?
部下は上司を選べないため、どんな上司に当たるかは運次第。
つまりスマホゲームによくあるガチャのようなものであるということを例えて表現したものです。
これって皮肉でもあるんですが、すごく的を得ていて上手に表現した言葉だなぁと感心しました。
今回は、「上司ガチャ」について感じたこと、部下の立場の人たちが取れる対策について考えてみました。
■目次
仕事がキツイか否かは上司ガチャの引き次第
「就職する」ということは、実は相当なクソゲーをやらされているようなものかもしれません。
というのも、職場での仕事が楽しくやりがいのあるものか、キツくゲンナリするものになるかは上司ガチャによるところがかなり大きいからです。
僕は就職してこの方、およそ6人の上司の元で仕事をしてきましたが、同じ内容の仕事に取り組んだとしても、上司が変わっただけでストレスの負荷がガラリと変わります。
世間の職場ではこういったことが五万とあるようですが、こんな理不尽なことはありません。
ちなみに正直に言って「この人は素晴らしいな!」と思ったのは6人中1人だけです。
僕は上司ガチャでハズレを引きまくっていたのかもしれません。
こんな不確定要素満載のものに僕たちは振り回されているのです。
職場でのあなたの仕事のやりやすさは、すべて「上司ガチャの引き」にかかっています。
(※パワハラ、セクハラ上司を引いてもリセマラ不可!)
年功序列の闇
年功序列システムはどんなに無能な人間であっても、ある一定の役職までは上がります。
つまり上司という立場になり、部下を持つことになる。
上司というポジションにつけば、これまでの仕事のスキルに加えて、周りの人間を管理するマネジメント能力も求められます。
しかしながら、当然ですが上司というポジションにつくすべての人がマネジメント能力に長けているわけではありません。
ここに年功序列システムの欠陥があります。
マネジメント能力のない上司の元についた部下は、苦労することになります。
その上司がただ仕事ができないだけならまだしも、人間性も未熟であった場合、上司ポジションにあぐらをかいて上から目線でモノを言ったり、自分の好きなように振る舞ったりするかもしれません。
というか、そういう人が多いから「上司ガチャ」なんて言葉が出来たのではないかと思っています。
「上司ガチャ」ランク分類してみた
ここでブレイクタイム!
多いに偏見のある主観になりますが、上司ガチャのランクを分類してみました。
なお、分かっていると思いますが世の中に完璧な人間はおりません。
ついては、おおまかに以下の項目についてどれほど満たされているかで分けることにしました。
- 仕事の知識、経験を以って真摯に取り組んでいる
- 部下を育てようという姿勢がある
- 部下の能力や裁量に合わせて仕事を任せてくれる
- 何かトラブルが生じた時は責任を取ろうとする
- 部下の良いところを見て評価する
- 叱り方に細心の注意を払い、時と場所を考える
- どんな時でも誰に対しても、話し方、対応が変わらず、
精神が安定している - 全体が前進することを重視するため、
自分が持っている情報を出し惜しみしない
- 仕事への熱意はあまりない
- 上司であることにあぐらをかき、上から目線で話す
- 部下を育てようという姿勢はなく、
自分がいかに楽するかを重視する - 部下の失敗を恐れ、責任も取りたくないので仕事を任せない
- 部下の悪いところばかりを見て評価する
- 時と場所を考えず、自分の感情の赴くままに叱る
- 相手によって態度が変わり、感情的になることが多い
- 自分が必要とされることを求めるため、情報を出し惜しみする
それでは、以下の表がランク分類となります。
ランク | 出現率 | ポジティブ要素 | ネガティブ要素 |
S | 5% | 80% | 20% |
A | 15% | 60% | 40% |
B | 60% | 40% | 60% |
C | 20% | 20% | 80% |
多くをポジティブ要素で構成される上司は、総じて他人への思いやりがあり人間性が高いと言えます。
逆に、多くをネガティブ要素で構成される上司は、総じて他人への配慮がなく人間性が低いと言えます。
そして鋭い人は気づいたかもしれませんが、このガチャは80%の確率でハズレを引きますw
自分の上司を素晴らしい人だと言っている人、もしくはまぁ悪くはないと思っている人は、せいぜい5人に1人くらいの確率ってことです。
なお、低ランクガチャを引いたとしても、スマホゲームのようにキャラクターの組み合わせ次第では協力なコンボを繰り出せたり、逆に高ランクガチャを引いても強みを潰し合ったりするので、人次第では結果が変わってくる現実もありますが、ここではそこまで深く掘り下げません。
以上、偏見だらけの上司ガチャランクでした(゚∀゚)
低ランク上司ガチャを引いてしまったあなたへ
哀れなことに低ランクの上司ガチャを引いてしまったあなたが取れる行動は以下の3択です。
- 適応する
- 応戦する
- そっと距離を置く
1つずつ見ていきましょう。
適応する(賢者の選択)
1つ目の選択肢は、嫌な上司ともうまくやっていこうと適応していくことです。
世渡り上手な方法であり、大きなストレスと引き換えにあなたの対人スキルは向上することとなるでしょう。
ここでの大事なマインドは次の2つ。
- 他人を変えようとするのではなく、まずは自分が変わる。
- 相手がどんな人間なのか、理解する努力をする。
これが出来るようになれば大抵の人とは良好な関係を築くことができるようになるでしょう。
そして、職場だけでなくプライベートでも応用することができるようにもなるため、まずはこの方法を取ってみることをオススメします。
なんで立場も年齢も下のこっちが折れてやらなきゃいけないんだ…
と理不尽を感じるかもしれませんが、そこをグッとこらえた先に新しい発見があるはずです。
応戦する(ハイリスク・ハイリターン)
2つ目の選択肢は、嫌な上司を黙らせるため自分自身を強化していくことです。
具体的には、何か言われた時の返しの言葉や論理をあらかじめ考えておく「理論武装」をすることです。
うまくいけば上司からネチネチと言われることがなくなったり、逆に腫れ物を扱うような丁重な対応をしてくるようになるかもしれませんが、この方法はオススメしません。
前述のとおり、成功した先には大きなリターンが見込めますが、失敗すれば地獄が待っています。
火に油を注ぐことになり、さらに当たりが強くなったり理不尽な要求が増えたりすることでしょう。
ですので、よほどの自信がない限りは、この方法は封印しておくのが無難です。
そっと距離を置く(脱出ボタン)
3つ目の選択肢、それは静かに離れることです。
適応しようと努力してみてもダメだった。
応戦しようと理論武装を試みたが、自分にはハードルが高かった。
こういった八方塞がりの状態になってしまえば残る選択肢は「脱出する」ことです。
まずは異動希望を願い出てみること、それがダメなら転職も視野に入れましょう。
現代に「うつ病」が増えているのは、こういった苦しい環境にありながら逃げることができずにいる人が多いのだと思います。
過大なストレスがかかっている状態である場合、うつ病になる前に自分でその場を離れなければいけません。
一度行動不能になってしまえば、そこから生活を立て直すことが困難になってしまいます。
人生を長い目で見た時には、思い切った行動を起こす必要があることも知っておいてください。
上司だけに原因があるわけではないことも考えよう
さて、これまで「上司ガチャ」について語ってきましたが、これはあくまで部下目線での話。
逆に上司陣の会話では「部下ガチャ」で低ランクを引いてしまったと言う話もあるかもしれません。
人間、自分のことは棚に上げて話をしがちですが、僕たちはしっかり自分のことも省みましょう。
上司が悪い、上司さえいなければ…
そんな風に相手のことを責める前に、自分に出来ることは最大限努力したかどうかを自分の心に問うことです。
自分を省みる気持ちと部下に必要な3要素、
- 素直な心
- 謙虚な姿勢
- 仕事に対する積極性
これらを以て接すれば、多くの場合打開できることと思います。
ただし、努力しても努力してもダメだった場合はその環境を離れましょう。
それは決して「逃げる」ことでもなく、「負ける」ことでもなく聡明な戦略的撤退です。
以上、
理不尽な「上司ガチャ」ではありますが、しっかりと対策方法を考えて乗り越えていきましょう。
僕もがんばりますので(・∀・)
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