どうもこんにちは、まふTです!
公務員には異動がつきもので、その度に引き継ぎが行われているわけですが、引き継ぎなしの職場がけっこうあったりします。
また、最初は仕事がわからないのをいい事にこざかしいマネ←をしてくる職員もいます。
もはやこれも一種のモンスター職員だと僕は思っていますが、今回はそんな引き継ぎの場面でのクソな行為を紹介したいと思います。
本記事をお読みになっている小さき声に耳を傾ける人格者のあなたは、こざかしい手口の餌食にならないようにしてくださいね!
■目次
モンスター職員は1種類じゃない
モンスター職員と聞くと、凶暴で自分の思い通りにいかないとすぐに声を荒げたり、とにかく感情的になりがちな方のことをイメージしませんか?
ドラクエモンスターでいうところの、ライオンヘッド的な。
これまでの僕の中のモンスター職員のイメージはそうだったんですけど、これが他にも種類がいることに気づきました。
モンスター職員にはライオンヘッドタイプだけではなく、姑息な手段を用いて僕たちの気づかぬうちに自分のいいように場を操作しようとするタイプもいます。
職場を混乱させる行為、さながら混乱魔法(メダパニ)を使ってくるようなイメージ。
僕はこれを「鬼面道士タイプ」と分類することにしました。
今回はそんな「鬼面道士タイプ」のモンスター職員にまつわるお話です。
なぜまともな引き継ぎなしの職場が多いか
一旦話を戻して…
そもそもなぜこうも引き継ぎがお粗末な職場が多いのか?
理由はカンタン!
「自分のことしか考えていないやつが多い」から。
- 自分が苦労しなければいい
- 自分が楽できれば他のことなんてどうでもいい
こういう考えが根底にあるからに他なりません。
これはその職場を離れるのであればなおさらです。
自分がその業務に携わっている間に問題が起きさえしなければ、後任の人の時に問題が起ころうが知ったことではない。
表面上は同情しているような素振りを見せるかも知れませんが、本音の部分は「あっぶねー!自分の時じゃなくて良かったぁ!」と胸を撫で下ろしていることでしょう。(これはさすがに邪推しすぎかな?)
そんな思考が根底にある人が、後の人が仕事が分かりやすいようにとか、助かるようにとかいちいち考えると思いますか?
答えはNO!!!ノーノーです!
マニュアルを作ったり、懸念事項をまとめるのって案外労力が掛かるものなんです。
そんなめんどくさいことをやるはずもなく、自分がもらった引継書をそのままコピペして、名前だけ打ち替えてポイですよ。
こんな引き継ぎの仕方ですから、具体的な内容について触れるわけもなく、「年間を通してこんな業務があるよ〜」ぐらいの伝達で終了です。
まぁこれについては公務員の異動の時期が年度末直前すぎて、引き継ぎに十分な時間を費やせないという側面もあります。
にしても、マニュアルや手順書(特に注意して進めるべき事務処理)なんかはいくらでも改良できるでしょう。
「人手不足で忙しい」を理由に、ほとんどの人はこんな基本的なことも行っていないというのが現状です(僕調べ)
あなたも気をつけて!引き継ぎ時のクソ行為をご紹介。
では、実際に僕が目の当たりにした引き継ぎ時のクソ行為をご紹介します。
僕はいずれも初見だったので、世の中にはこんなクソなことをする人がいるんだなぁとすっごく勉強になりましたですハイ。
あなたも気づかないうちにされてる可能性があるので、注意深く対応していってください。
引継ぎ時のクソ行為1「事務分掌の操作」
これは業務を知らないのをいいことに事務分掌を不当に操作されるという、初見殺しのクソ行為になります。
新しい部署に異動になった場合、そこでどんな業務がどんな分担で行われてるのか分かりませんよね。
なのでまずは事務分掌を見ておおまかに把握しますよね。
僕は異動になった当初、最初ざっと見てみて、けっこうやること多いなぁという印象でした。
ふと他の人の担当項目に目をやると、項目自体は自分より少ない。けどまぁ、一個一個が負担の大きい業務なのだろうなぁと捉えていました。
でも2.3ヶ月経った頃に、フォルダデータを整理していた時に僕はソレを見つけてしまいました。
過年度の事務分掌です。
そこには僕が受け持っている業務がバランスよく3人に振り分けられていました。
なんで今年になってからあれもこれも僕が…
僕はすぐさま上司に話をしに行きました。この分担はどういった基準で決められたものなのか?
しかし返ってくるのはなんともお粗末な回答。
- 今年はそれほど負担になるものじゃない。
- 正規担当なんだからとにかくやってもらわないと困る。
負担になるものじゃない?
じゃああくせくと事務処理に追われる僕の向かい側で私語ばかりしているこいつらは何なんだ?
こんなのはもはやイジメです。
と言っても、それまではまったく面識がなかった人たちなので、おそらく僕のことが嫌いだからとか言うのではないと思いますが。
でもそれって、もっと深刻な問題だと思います。
なぜなら、面識のない人にいきなりこんな扱いを出来てしまえるんですよ。
自分が楽さえできれば他がどうなろうと関係ないって考え方の典型じゃないですか。
それも住民サービスをしていくべき公務員がですよ。マジで腐った性根そのもの。
そんなアホなことあるわけないとも思いますけど、気づかずにされてる可能性もあるのでしっかりと過年度の分掌も確認するようにした方がいいですよ。
知らぬ間にメダパニ唱えられてますよ。
引き続き時のクソ行為2「情報の出し惜しみ」
これはものすごく巧妙なやり口なんですよね〜。
何をするかって言うと、引継ぎマニュアルをわざと詳しく書かないようにするんですよ。
でも、引継ぎ書と口頭で伝える時はさもすべて教えているかのようにしている。
だけど、いざ業務を進めようと思ったら作業レベルで落とし込んでいるものではない。
だから結局、そのつど直接聞かないと、進められない。
前任者の担当期間が長く、属人化している業務は特に。
なんでわざわざ組織にとっての不利益になりそうなことをするか。
自分よりスムーズに業務を進められたら困るんですよ。担当が長かった人は特に。
業務が大変だったのを次の人にも分かってもらいたい。詳しいマニュアルをきちんと作ったら、自分の時より楽に業務を進められてしまうかもしれない。その時の自分の立場がない。
さぁ自分をもっと頼ってこい、こんなことをやっていたんだすごいだろ。(こんな心理が奥底にあるのかなと思います)
客観的に見てみたらものすごく可愛く思えてきそうな気もしますが、組織全体の利益で考えたらやっぱりクソです。
毎度毎度口頭で伝えられていくって一子相伝の北斗○拳かよ!
なぜそんなことをするか?
答えは1つ、自己重要感を満たしたいからです。
人間だれでもこの欲求は持っていますが、こんなにゆがんだ満たし方があったでしょうか。僕はひどく驚きました。
子どもの頃と違って、僕たちは大人になれば人から褒められるという機会はグッと減ります。
現代の大人たちは、「人から認められる」ということに飢えているのかもしれません。
そして自分の裁量次第で、これが満たされる環境を作れるとなると、そうしてしまうものなのかもしれません。
でも、その巧妙な手口を考えつく思考力をもっと別の所で生かせや!と思います。
僕は自分の周りの人に対しては、なるべく感謝の言葉を伝えるようにしたり、後輩の仕事は褒めることを意識しています。
(読者にイイ顔しておくスタイル)
微力ではあると思いますが、それがクソな行為を減らす第一歩でもあると思っています。
まとめ
今回は、業務の引き継ぎの時にクソ行為をしてくる人がいること。
そしてモンスター職員には鬼面道士タイプがいるよ!ってこと。
彼らは直接的に何かを言ってきたりするわけではないけど、頭を使って自分の良い環境を作るためなら人を貶めることもしてくるよ!というお話でした。
では、これらのモンスター職員に出くわしたらどうしたらいいか?についてですが、
ハッキリ言って対応策はありません(えぇ…)
クソ行為1の事務分掌問題は証拠がありますが、クソ行為2の依存させ行為については、こちらの思い込みと言われればそれまでですからね。
だから、一応こんな事例があるよっていうのを知っておいて、そんな彼らを反面教師にしようってことで精神衛生上の助けになれば嬉しいかなぁと思います。(なんともフワっとした締めになりました)
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました(・∀・)
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私は、鬼面道士タイプの職員とその上司からの被害にあった者です。
いやほんともう、これはイジメの一種ですよね。
最近は確信しています。
あなたと仲良くなりたいと思いました(笑)
コメントありがとうございます!
鬼面道士2体からのメダパニは大変でしたね^^;
まさか身近でこっそりこんなことされるなんて思わないですから、タチ悪いです。
3月で退職されるとのことで、大変おつかれさまでした。
この業界で身につけた強かさ(疑う心)を次の環境でしっかり活かしてくださいw